1953年当時は、終戦後わずか8年しか経っていないとは言え、復興目覚ましい時代でした。

NHKが東京地区でテレビの本放送を開始した年であり、大相撲のテレビ中継が開始されました。

今ではお目にかかれない赤い公衆電話機が東京都内に初登場、東京有楽座でシネマスコープ第１作目が上映、初のスーパーマーケット、青山の紀ノ国屋が開店、「紅白歌合戦」が日劇で初めて公開放送されるなど、数々の“新しきもの”が誕生した年です。

今のお若い方々には想像もつかない世の中ですが、敗戦の影を引きずるよりも『前に進もう』とする風潮が強かった活気溢れる時代に弊社は誕生致しました。

そして60年を経た2013年に、ある方の引き合いで、第一回目の“どうだドラえもん”プロジェクトに参加するという幸運に恵まれました。

異業種の業界のエキスパートの方々と一度もお会いすることなく、ドラえもんに出てくる夢の道具を作り上げたことは素晴らしく、かつ大変貴重な体験でした。

幸いなことに若い世代の職人が尽力してくれる環境が実現出来ています。「世の中を快適にするもの」「働く人々に役立つもの」など、“こんなものはできないだろうか”というご要望にも、真面目に取り組みます。

この度、ホームページをリニューアル致しました。

今後とも、株式会社 島田工作所をどうぞ宜しくお願い致します。

株式会社　島田工作所

代表取締役　嶋田　民男

［ご来社の方へ］事務所は2Fになります。建物左手奥の外階段にて、2Fにお上りください。